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名古屋で再就職に成功! 新人労務コンサルタントのある1日

“毎日が決断”の経営者の背中を押す。シニアという経験が自信に変わる

今日はB社の社長に会って、コンサルを行う日だ。ちょっと緊張。

朝9時。出社。すぐB社に向かう。10時に面談開始。B社の社長からいきなり「もうすぐ定年になるCさんがいるのだが、継続雇用後の賃金をどうしようかと迷っている」と切り出される。

Aさんは、この問いにスグ返答できた。というのは、「診たてシート」を作っていたので、B社には定年間近の従業員Cさんがいることを知っていた。だから次のことを説明できた。

「Cさんは、生年月日からすると、◎月に定年退職になります。しかしながら年金は◎歳からしか支給されません。でもハローワークから継続雇用給付が支給されます」

B社の社長は「ところで嘱託従業員の賃金はいくらが相場ですか?」と訊いてきた。

Aさんは、「ズバリ! 実在賃金」ファイルを開いて、60代のところを指さして、相場がいくらか具体的な金額で説明した。

B社の社長は納得した様子であった。

Aさんも、ホッと安心してB社を退社した。

 

Aさんが社会保険労務士法人北見事務所に帰社したのは午後12時。ランチを終えると、顧客のD社から電話がきた。電話を取るなり、D社の社長は「実はセクハラ事件が起きまして」と困り切った様子で話してきた。Aさんは電話で済ます問題ではないと思い、急遽、D社を訪問した。

Aさんは、D社に着くなり、まず事実確認をきっちり行った。その上で今後の対応策を助言した。その助言はこんな内容だ。

「セクハラの被害者と加害者の双方から言い分を聞くこと。それを記録に残すこと。加害者を処分する時は、事前に懲戒委員会を開く」

「処分は、けん責処分、出勤停止、昇給停止、降職、諭旨退職、懲戒解雇など段階があり、それ相当なものでなければ認められない」

D社の社長は、Aさんの助言を聞いて、まず被害者と加害者の双方から言い分を聞くことにした。

AさんはD社を後にした。

Aさんが社会保険労務士法人北見事務所に戻ったのは15時だった。そこで先輩のコンサルタントに本日あったことを報告して1日を終了した。

16時に退社した。

経営コンサルタントになった動機を立松さんが話しています。
定年後に社会保険労務士法人北見事務所に入り、経営コンサルタントになった動機を立松さんが話しています。